交通事故について~その1 事故にあったらどうするの?~
交通事故について
皆様、あけましておめでとうございます。
ついに平成最後の1月が来ましたね。寒くなりましたがお元気しますでしょうか?
今日は整骨院で交通事故の自賠責保険を扱う際の注意点を書いていこうかと思います。
少し固くなりましたが、せっかくなので実体験をもとに書いた方がわかりやすいかと思いますので、色々な例を出しながらかつ、どうしたらいいかとか整形外科に行きべきなのかとか整骨院と整形どちらかがいいのかとかを書ければと思います。
その1『事故にあっちゃった!!』
一番パニックになりますがここが一番大事です。
ここを失敗すると敏腕弁護士をつけても失敗することがあるかもしれませんので事故にあったら腹をくくりましょう。適当に済ませると非常に損をする可能性が高くなってしまいます。
まずは事故にあった場合、相手の身分の確認をしましょう。
氏名、連絡先、会社、名刺とかもあるとよりいいようです。
また、車のナンバーや保有者の確認もできるともっといいですがここまでできれば慣れているレベルです。でもしたほうがいいです。
おっと失礼。その前に『警察へ通報』を必ずしてください。
なぜ警察への連絡が必要かというと、交通事故証明が必要だからです。
これがないと保険金の請求ができないですし、更にケガをした際に人身事故扱いにしてもらわないと実況見分調書がもらえないです。
とにかく事故にあったらまずは警察に連絡してください。絶対です。
とまあ、まずはここまでは割と常識の範囲内です。
知ってる方も多いですが…ここからはリアルで困った人の話も交えながら。
非常に多いのがどっちが悪かったか、つまり過失割合で揉めるパターンです。
保険会社さんが間に入る以上、必ず発生するのがこれ。
事実ケガをしていたとしても明らかに目撃者多数とか原因が明らかな事故とかではない以上、少しでも過失割合を下げたいのが普通です。
なので、事故状況を正確に把握、記録することがとっても大事になります。
日本の警察さんはとても優秀ですが、超能力者ではないのでパッと見ただけでは全てを正確に把握することはできません。
加害者、被害者の話を聞いたり現場を見たりして判断しますがみんないい人ばかりでもないのが現実です。たまに保身から嘘つくひとや誤魔化す人も悲しいけど出てきてしまいます。
なので、事故の状況がわかる写真を撮ったり、加害者との会話を録音したり事故の原因、何故発生したのか、どういう事故だったのかをなるべく正確に警察に伝えてあげましょう。
救急車で運ばれた際にはなるべく早めに被害者立会のもと、実況見分調書の作成をしましょう。
早くしないと事故の痕跡なくなること多いのでなるべく早めがベターです。
これを行っていなくて、どちらが被害者なのか3ヶ月以上あーでもなこーでもない争い結局自賠責保険が使えずに交通事故にも関わらず健康保険で治療を行った、という方もいました。
交通事故は首のむち打ち症状など1~2年経ってから後遺症に悩まされている方が多いので、初期治療をしっかり行わないと本当に大変です。
他にも人対車で横断歩道を渡っていたにも関わらず過失割合5対5になってしまった子もいました。自分のことなので、全てを人任せにすると本当に後悔することになりかねないです。
初めからかなり長くなってしまいそうなのでいくつか分けて話すことにします。
あまり注意点ばかり話しても面白くないと思うので、次回は治療を開始したい!を中心に書いていければと思います。
田端しまうま整骨院 永井