その身体の不調・・・実は自律神経が原因かも? ①
皆さんこんにちは、田端しまうま整骨院の伊藤です。
今回は自律神経について、かるーく、ふわっと、お話しします。
ふーん、程度に見てもらえれば嬉しいです!
自律神経は意識的に操作できない身体の維持機能のことで、交感神経と副交感神経の2つの事を言い、お互いに拮抗し合って身体機能を維持しています。
仕事や運動時みたいな動いていなければいけない状況では交感神経が働いて興奮状態になります。
逆に、睡眠時や食事後みたいなリラックスしている状況では副交感神経が働いて休息状態になります。
これらのように、片方が優位になっている時は、もう一方は休憩して心身の状態を維持しているわけです。
しかし、夜眠ろうとしているのに目が冴えてなかなか眠れない、朝起きてこれから行動しようとしているのに体がだるい、やる気が出ないと言った不定愁訴がある方はかなり多く、自律神経が上手く切り替えられない自律神経失調症の可能性があります。
・特別どこが痛いとかはないけど、なんか全体的にだるさや重さを感じる
・寝つきが悪く寝不足、寝ても疲れが取れない
・頭痛やめまい、慢性的な肩コリに悩んでいる
・イライラすることが多い
・落ちこみや憂鬱な気持ちになりやすい
・感情の起伏が激しい
などと言った症状も自律神経失調症の症状となります。
これらのものは原因不明なケースがほとんどです。
というのも、この自律神経失調症という名前はそもそも正式な病名ではなく、自律神経が乱れて症状が現れている状態を指す言葉で、原因がハッキリしている場合には使われません。
よくわからないけど自律神経が乱れている、よくわからないけど不定愁訴がある等、原因が曖昧な場合に便宜的に使われる言葉なのです。
なので、自律神経失調症の原因は、はっきりわかっているわけではありません。ですが様々な要素が重なって症状を起こしているのではないかと考えられています。
次回は、私が考える症状を引き起こす要素についてお話しします!