東京都北区にある田端しまうま整骨院

患者様一人ひとりに合わせたオーダーメイド治療を提供する「田端しまうま整骨院」(院長:永井 宏典)が2016年9月23日、東京都北区(JR田端駅徒歩7分)にて開院しました。腰・首・肩・膝の痛みでお悩みの方、あきらめないで一度当院にご相談ください。http://www.nol-id.com/shimauma/

骨盤矯正の考察

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骨盤矯正の考察。

 

 

 最近腰が痛いから、骨盤矯正をしたいんですけど。

そういう風に言われることが結構あります。

骨盤矯正とういうのは読んで字の如く、寛骨、仙骨、尾骨からなる骨盤の位置、バランスを整える手法のことをさします。

確かに腰痛の治療には効果があり、バランスも整えられるのですごくいいのですが、もし本当に腰痛にお悩みの場合は、別に骨盤調整をしなくても単純に筋肉の緊張を緩めてあげれば良くなったりします。

 

 

では、どういったときに骨盤矯正が有効なのか?

また、当院の骨盤矯正がどういった効果を出すのかという私の考察を書いていければと思います。

 

 

 

 

坐骨神経症状の主症状は下腿~大腿に現れます。

原因自体は狭窄症やヘルニアといった腰が原因のことが多いのですが、痛みや症状が出るのは足なので多くの方は足が痛いと訴えて来院します。

治療法はシンプルですが意外と難しく、単純に坐骨神経の通り道を開いてあげつつそれを維持できるよう姿勢の矯正をしてもらうことです。

 

 

なぜ難しいかというと、一つは強い痛みを我慢してきたため筋緊張が異常なほどでるので緊張がほぐしにくいということと、その状態を維持することが非常に難しいからです。

 

 

皆様は今の自分の姿勢がおかしいから改善してくださいと言われてすぐに実行できますでしょうか?普通はなかなかできません。そもそも腰が反っている方をまっすぐに戻そうとすると逆に猫背になっているように感じたりと姿勢を変えられるとどうもしっくりこない感じがしてしまうものです。

 

 

痛みを感じない、元気な時でも難しいのに坐骨神経症状が出ている方は痛いときにもかかわらず姿勢に気を使わなければなりません。これは非常に大変なことですが、必ずやらなければならないことになります。

             

 

坐骨神経は腰から出て、臀部をくぐり下肢へと流れていきます。

起始部が腰椎、停止部は各々下肢方面へ向けて流れていきます。

神経の狭窄、つまり狭まりやすい箇所が腰~臀部にありますので、そこを中心に流れを作っていくのが治療開始時の第一目標となります。

 

 

身体のバランスを整え、流れを良くする骨盤矯正は坐骨神経症状へのアプローチとしては最も適している方法だと思われます。

 

 

 

次回は骨盤調整による自律神経系へのアプローチを考察したいと思います。

ここまで読んでいただきましてありがとうございました。