骨盤矯正の考察 その2
めまいがする、夜に眠れない、倦怠感がある、頭痛がする…etc
最近冷暖房の完備や、パソコンの充実や不規則な生活が増えてきた影響か、自律神経障害を発症されてしまう方が多いようです。
もちろん頭痛がする時などは頸~肩の緊張を緩め、バランスを整えることのほうが優先されるのですが、ある程度治まってきて次のステップを目指すときは骨盤矯正で身体のバランスを整えていくほうが早く、恒久的によくなっていく事例が多いようです。
なぜ自律神経障害で骨盤なのかというと、頸椎~仙骨間を流れる脳脊髄液というものが関与してきます。
脳脊髄液というものは簡単に言うと人体の恒久性を保つのに必要なものと言われています。
これが減少したり、あるいは流れが悪くなると頭蓋内での内圧が上昇してしまい、結果様々な障害が発生してしまいます。
これらの流れを整えるのには骨盤矯正は適正といえると思います。
また、自律神経症状にお悩みの方は水分をよくとることをオススメしています。
一日2リットル弱を目安に飲み、24時間一日中しっかり安静にしてみる。それによって身体のバランスのリセットを行うことができます。
この症状は一生付き合っていく人も多くいますので、諦めずに上手に付き合っていければと思っています。
- 産後、交通事故等の強い外力による骨盤自体の歪み
最近一番多く悩まれている方が多く感じるのがこれだと思います。
強い力により骨盤が開いてしまい、姿勢の変化が出てしまうため臓器の位置が下がり、血流の流れやリンパの流れが悪くなる悪循環が産まれてしまいます。
基本的には出産後など身体は元の位置に戻ろうとするのですが、その戻ろうとしている段階で育児に追われ不良姿勢を繰り返し元の位置に戻ろうとすることを阻害されてしまいます。
更に一番困ることは恥骨結合が緩む、または離開してしまうことです。
左右の寛骨と関節を作り結びついているのが仙骨と恥骨結合です。
恥骨結合が緩んだり離開したりすると骨盤自体にダメージがきてしまい、斜めではなく上下に関節が歪んでしまう原因となってしまいます。
離開がひどく、姿勢を保てなくなるのであれば回復が長引き、更にはもっと悪化する可能性があります。
それを防ぐためには早めに骨盤の矯正を進めることが勧められます。
全体的な治療でもいえることなのですが、産後の骨盤矯正は時間がかかります。
1~3ヶ月を目途に週に1~2回など、継続的に調整を行うことにより効果を発揮することができる治療法です。
骨盤矯正を考えの方は、気長に治療を行うことをお願いしております。
それでは、今日はこのくらいで。
次回はまとめをお伝えできればと思います。
骨盤矯正の考察
骨盤矯正の考察。
最近腰が痛いから、骨盤矯正をしたいんですけど。
そういう風に言われることが結構あります。
骨盤矯正とういうのは読んで字の如く、寛骨、仙骨、尾骨からなる骨盤の位置、バランスを整える手法のことをさします。
確かに腰痛の治療には効果があり、バランスも整えられるのですごくいいのですが、もし本当に腰痛にお悩みの場合は、別に骨盤調整をしなくても単純に筋肉の緊張を緩めてあげれば良くなったりします。
では、どういったときに骨盤矯正が有効なのか?
また、当院の骨盤矯正がどういった効果を出すのかという私の考察を書いていければと思います。
- 坐骨神経症状
坐骨神経症状の主症状は下腿~大腿に現れます。
原因自体は狭窄症やヘルニアといった腰が原因のことが多いのですが、痛みや症状が出るのは足なので多くの方は足が痛いと訴えて来院します。
治療法はシンプルですが意外と難しく、単純に坐骨神経の通り道を開いてあげつつそれを維持できるよう姿勢の矯正をしてもらうことです。
なぜ難しいかというと、一つは強い痛みを我慢してきたため筋緊張が異常なほどでるので緊張がほぐしにくいということと、その状態を維持することが非常に難しいからです。
皆様は今の自分の姿勢がおかしいから改善してくださいと言われてすぐに実行できますでしょうか?普通はなかなかできません。そもそも腰が反っている方をまっすぐに戻そうとすると逆に猫背になっているように感じたりと姿勢を変えられるとどうもしっくりこない感じがしてしまうものです。
痛みを感じない、元気な時でも難しいのに坐骨神経症状が出ている方は痛いときにもかかわらず姿勢に気を使わなければなりません。これは非常に大変なことですが、必ずやらなければならないことになります。
坐骨神経は腰から出て、臀部をくぐり下肢へと流れていきます。
起始部が腰椎、停止部は各々下肢方面へ向けて流れていきます。
神経の狭窄、つまり狭まりやすい箇所が腰~臀部にありますので、そこを中心に流れを作っていくのが治療開始時の第一目標となります。
身体のバランスを整え、流れを良くする骨盤矯正は坐骨神経症状へのアプローチとしては最も適している方法だと思われます。
次回は骨盤調整による自律神経系へのアプローチを考察したいと思います。
ここまで読んでいただきましてありがとうございました。
Twitterで予約状況を呟くようになりました。
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
さて、最近なのですが、試験的にTwitterで当日の混雑状況を呟くようにしております。
朝の段階でどの時間帯が空きがあるかをお知らせすることにしました。
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年末年始期間の受付のお知らせ
今年も残すところあとわずかとなりましたね。
年末年始の営業期間についてですが、今年は
12月30日(金)~1月3日(火)までお休みとさせていただきます。
12月29日(木)は通常営業、12月28(水)1月4日(水)は午前のみの営業となりますが、午後から完全予約制となりますので、よろしくお願いいたします。
予約は当日12:30までによろしくお願いします。
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この整骨院はどういうことをしているのか、どんな治療をしているのか体験できるいい機会として皆様に好評を得ています。
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寒くなってきましたが、寒さを吹き飛ばすくらい元気になり、いい年明けを迎えましょう!
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この機会にぜひ、ご来院ください。
スマホの使いすぎで胸郭出口症候群が急増!?解決法は?その4
みなさま、おはようございます。
田端しまうま整骨院 院長の永井です。
パソコン、スマホの使い過ぎで急増している「胸郭出口症候群」に関する記事の第四弾、今回が完結編です。
今回は、当院でできることについてお話しします。
⑥当院でできること
私が治療としてできることは、筋肉の緊張を緩和させ、骨のバランスを整えることにより神経の通り道を確保すること。
そして、どのように日常生活を送ればよいか、変えていけばいいかを指導することだけになります。
私の治療で痛みを消すことはできるかもしれませんが、それを持続していくには患者様の力が必要となります。
一人の力でなく一緒に痛みを取り除くために戦う、そう思っていただければ幸いです。
⑦ オススメ治療機器
ES530、3D治療モード『立体動態波』。
神経出口、症状部位をつなぐ電気を流すことにより狭窄箇所に刺激を加え狭窄箇所を開かせる効果があります。
また、電気刺激を加えることにより炎症を起こしている組織への自己治癒力を高める効果があります。
いかがでしたか。感想などお寄せいただけますと励みになります。
ぜひ今後も当院のブログにお付き合いくださいませ。
さて、本日の診察時間は9:00〜12:30、15:00〜20:00です。
みなさまのご来院をお待ちしております!